- 2013年11月01日 (金)
第12回生活復興ひのきしん隊
状況変化に合わせて活動を展開
岡大教会の「生活復興ひのきしん隊」の活動場所は、福島県南相馬市。その仮設住宅で避難生活を続けている方々の状況は、日を重ねるごとに変化している。最近の報道では、除染なり帰還についての国の方向転換議論され、被災者を取り巻く状況が動き出そうとしているが、それだけに不安な気持ちも大きくなっていることだろう。
しかし、仮設住宅でリーダー的な存在の人達は、東北人の粘り強さを感じさせる。現地へ行くたびに交流が増える現地の方々が、「なんとかみんなで支え合って、この大節を乗り越えよう」と、日夜心を砕いてコツコツと努めておられる。そういうリーダー的な人達を支援しようというのが、岡大教会の復興支援活動の現在の姿となっている。
今回の12回隊では、バーベキューパーティーとホットドッグパーティーを開催した。これまでの炊き出しのスタイルが定着しているので、想像しているパーティー形式にはなりにくいが、それでもかなりの人達が、くつろいだひと時を過ごしておられた。
さらに、10回隊から始めた手紙の交流も徐々に広がりを見せ、ひのきしん隊参加者からの手紙に返事を頂くことも増えてきた。南相馬へ行かせていただくたびに、会いに来てくださる方や、差し入れに来てくださる方々もあって、心の交流は次第に深く広くなっている。